『小学生が英語で「通じた!」瞬間を創る3つの方法』
こんにちは、英語講師の杉田です。
この記事では、英語学習において「小さな成功体験」がどれほど子どもたちの自信や意欲を高めるか、その背景とレッスン中の取り組みをご紹介します。
この記事を読むと…
- 英語が“通じた!”瞬間が生徒に与える影響
- ドキドキから自然な使える英語へと繋げる具体的な進め方
- 保護者の実感が見える学びの結果
- 他教室と差がつく「音質に迫る」成功体験育成法
がわかります。お子さんの「英語って楽しい!」という笑顔を、もっと引き出すヒントになると嬉しいです。
英語が“通じた!”は最高の成功体験
校門前でのリアルな‘ハロー’体験
先日、小学校の校門前で教室のチラシを配布していたときのことです。
「Hello」と声をかけると、「Hello」と返してくれる子どもたちが何人もいました。
英語が得意な子は「How are you?」と返してくれて、私が英語で返答すると、
とても嬉しそうな表情を浮かべてくれました。
「自分の英語が通じた!」という喜びは、まさにその場で感じられたようでした。
「こんな英語を今習ってるよ!」と教えてくれたり、
学校での英語学習が楽しいという様子も見えました。
このやりとりは私の教室の生徒との体験ではありませんが、
英語が通じることが子どもたちにとって、
どれほど大きなモチベーションになるのかを改めて感じた瞬間でした。
日々のレッスンで“通じた!体験”を積み重ねる工夫
レッスン初日も「安心して聴ける」ことから
私の教室では、レッスンの初日から英語をたっぷり聞いてもらいます。
初めは少し緊張する子もいますが、
「これは今わからなくて当然だよ」「3周目だからね」「だんだんわかるようになるから大丈夫」
というように、安心できる声かけを大切にしています。
「英語のシャワー」のような感覚で、大量の英語を浴びながら、
まずは「耳を育てる」ことを目指します。
1〜3か月ほどすると、
- 英語を聞いても構えず自然に受け止められるようになる
- 「今の単語、知ってる!」という気づきが増える
- 口から自然に英語が出てくるようになる
そんな変化がどの子にも少しずつ見られるようになります。
この「わかるようになった」「言えた!」という成功体験が、
お子さんたちの中に確かな自信として蓄積されていきます。
聞ける → わかる → 読める!のステップ
私の教室では、まず「大量のインプット」を大事にしています。
英語を聞いて、意味が自然と頭に浮かぶようになる感覚。
この「聞いてわかる!」という小さな体験が、毎回のレッスンで繰り返されます。
さらに、Jolly Phonics(ジョリーフォニックス)など、音から学ぶ教材を取り入れ、
「音」と「文字」を結びつける力を育てています。
このステップが、のちに英語の読みにつながる大事な準備となり、
「読むことが楽しい!」と感じる子も増えています。
“通じた”が自信になる、その先に育つ意識の変化
保護者の皆さんからの声
おうちでの様子について、保護者の方からこんな声をいただくことがあります。
- 「子どもが自分から英語で話してくれるようになったんです」
- 「英語がわかるって、自信になってるみたいです」
- 「先生のところでは、本人が楽しんで続けられていて嬉しいです」
「できた!」の小さな実感は、家庭でも明るい話題になります。
保護者の方にも「学びの手応え」としてしっかり伝わるんです。
他教室との違い:“音質に迫る”深い英語体験
よくある他の教室では、
「このフレーズを覚えて外国人の先生に言えた!」という成功体験が一般的です。
もちろん、それも素晴らしいこと。
でも、私の教室ではもう少し深く、
「英語のリズムや音質そのものを身体で覚えていく」という成功体験を重視しています。
- 大量の英語を聞いても動じない「慣れ」
- 意味がわからなくても、音で文脈を捉えられる「感覚」
- 英語の音のパターンが体に残る「リズムの蓄積」
これらは決して目立つ成果ではありませんが、
子どもたちの中に確実に残り、「通じる英語」へと繋がっていきます。
単なる暗記ではなく、「英語が身についた!」という深い満足感を味わってくれるようになるのです。
おわりに
この記事が、あなたやお子さんの英語学習に少しでも役立つヒントになればうれしいです。
体験レッスンでは、まず「通じた!」を実感してもらう工夫で進めています。
興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。