「幼児英語の習い事が不安?年長さんの体験レッスンで見えた、子どもの心が動く瞬間」

幼児の英語、本当に必要?「うちの子にはまだ難しいかも…」という不安

「英語は早めに始めた方がいいって聞くけど…」

「うちの子、落ち着きがないからレッスンについていけるか心配」

「遊びだけで終わって、本当に英語が身につくの?」

幼児期のお子さんを持つ保護者の方から、このような不安をよくお聞きします。

たしかに、幼児期は興味が次々と移り変わり、じっとしているのが難しい時期。それを「この子には向いていない」と判断してしまうのは、とてももったいないことです。

大切なのは、「楽しい!」という気持ちを入り口にしながら、その先に「集中」と「学び」を自然に引き出すこと。 当教室では、「楽しい」と「英語力がつく」を両立させることを何よりも大切にしています。

「ダメ!」と言わない理由。年長さんの体験レッスンで起きたこと

先日、元気いっぱいの年長さんと年中さんの姉妹が、体験レッスンに来てくれました。

最初はお母さんの後ろに隠れていた二人ですが、教室に慣れるとワクワクが止まらない様子。目の前にあった座卓に、体を丸ごと乗せてニコニコ!楽しさがあふれ出ていました。

和室の四角い座卓の上で寝そべり、笑顔で英語の絵本を見る2人の幼児と、そばで見守る白いうさぎキャラクター・バニーのアニメ風イラスト

その瞬間、私の心に「危ない」という気持ちがよぎりました。 でも、私はすぐに「ダメ!」「降りて!」とは言いません。

「じつはね、先生、ちょっと心配なんだ。この机、脚が少しグラグラするから…」

これは、私が大切にしている“親業”というコミュニケーションの方法です。 一方的に行動を制止するのではなく、まず「私(先生)がどう感じているか」を伝えます。

私の言葉に、二人は「そうなの?早く言ってよ〜!」と笑いながら、自分からスッと机を降りました。

「ルールだから」と押し付けるのではなく、「あなたの行動で、私はこう感じるよ」と伝える。すると、子どもは相手の気持ちを想像し、自らの意思で行動を変えてくれるのです。この小さな心の動きの積み重ねが、本当の意味での思いやりや社会性を育むのだと信じています

危ない時はどうする? “責めずに伝える”対話

子どもたちは、決して「わざと」危ないことをしているのではありません。嬉しい、楽しいという気持ちを全身で表現しているだけ。

以前、レッスン中に生徒さんが窓ガラスに触れ、割れてしまったことがありました。幸いケガはありませんでしたが、私自身、本当にヒヤリとしました。

だからこそ、ガラスに興味を示した子には、こう伝えます。 「そのガラスを触られると、先生ドキドキしちゃうの。前に割れたことがあって、とても怖かったから…。もし触るのをやめてくれたら、先生、すごく安心するな」

ただ制止するのではなく、共感と理由を添えて伝えること。 それが、子どもとの信頼関係を築きながら、安全な環境を守るための私の実践です。

「楽しい」の先へ。私の教室が大切にする3つのこと

1. 子どもたちの「したい!」という好奇心を尊重します

レッスン前に、教室中を“探検”する時間も大切にしています。「これは何?」「触っていい?」そんな好奇心をまず満たすことで、子どもたちは安心してレッスンに集中できるようになります。

2. 保護者の方との連携を大切にします

体験後、お母さまからこんな言葉をいただきました。

「先生が子どもの行動を否定せず、うまく対応されていたのが嬉しかったです」

この言葉に、私の目指す教室の姿があると感じています。レッスンの進行だけでなく、お子さんの気持ちと歩調を合わせる。そのために、ご家庭での様子を伺ったり、教室での出来事をお伝えしたりと、保護者の方との対話を何よりも大切にしています。

3. 「続けられる英語」を一緒に育てます

英語学習は、マラソンのようなもの。一番大切なのは「続けること」です。だからこそ、ご家庭で無理なく英語に触れる時間を作る工夫など、教室の外でもサポートできるようなアドバイスを心がけています。

後悔しない「英語教室の選び方」。大切にしたい2つの視点

数ある英語教室の中から、お子さんにぴったりの場所を選ぶのは難しいですよね。ぜひ、この2つの視点を大切にしてみてください。

1. なぜ習う?目的とお子さんの気持ちをすり合わせる

「きれいな発音を身につけさせたい」「将来のため」「英語の楽しさを知ってほしい」 どの目的も素晴らしいものです。でも一番大切なのは、その目的がお子さん自身の「楽しい」「やりたい」という気持ちと合っているかどうか。ぜひ、お子さんの様子をじっくり観察してみてください。

2. 「早く始める=成功」とは限らない

幼児期から英語を始めると、発音やリスニングの面で有利なのは事実です。 しかし、無理に始めて途中で嫌いになってしまっては、元も子もありません。 もし早く始めるなら、「細く長く続ける」という視点が大切。焦らず、お子さんのペースに合った環境を選んであげてください。

おわりに:お子さんに「合う学び方」を見つけるために

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

体験レッスンは、英語力を見るためだけのものではありません。お子さんがその場所を「安心できる」「楽しい」と感じられるか、そして保護者の方が「この先生になら任せられる」と思えるか、それを見極める大切な機会です。

この記事が、あなたの教室選びのヒントになれば、これほど嬉しいことはありません。 当教室の「ダメと言わない」レッスンに興味が湧きましたら、ぜひ一度、遊びに来てください。

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