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杉田三恵

Mie Sugita

大阪外国語大学英語科卒業
英検準1級 / TOEIC 810点
英語講師歴11年
英語絵本の読み聞かせボランティア5年
ICT支援員4年 / ゲーム&ICT活用レッスンを開発
Jolly Phonics
親業訓練一般講座終了

講師について

はじめまして。
「English Kids House」講師の
杉田三恵です。

私が英語に出会ったのは、
小学校6年生のとき。

テレビに映る日本人が、
外国の方と流ちょうに
英語で会話する姿を見て、

「英語が話せるって、
なんてかっこいいんだろう!」

そんな気持ちが芽生えた瞬間を、
今でも鮮明に覚えています。

でも、当時はインターネットもなく、
英語に触れる手段は限られていました。

中学校の授業は、カタカナ発音の
英単語をノートに書き写し、
文法を覚える日々。

努力はしているのに
「英語ができるようになった」
という実感が持てず、

英語科の大学を卒業しても、
「英語が使えない」ことに
プレッシャーを感じ続けていました。

転機が訪れたのは、大学卒業後の
カナダでのホームステイと、
そこで出会った夫との出会い。

夫は、英語が話せないまま
20歳を過ぎてカナダに渡り
いろんな仕事をしながら、
最終的には「自転車でカナダを横断する」
という夢を叶えた行動派の人。

その後も8年間、
現地で生活する中で

英語を身につけ、
自然とコミュニケーションを
取っている姿に、
私は大きな衝撃を受けました。

「私はずっと勉強してきたのに、
話せない。聞き取れない。」

努力してきた自分の方法に疑問を感じ、
悔しさと羨ましさが入り混じる
感情がこみ上げてきたのを、
今でも覚えています。

結婚後、夫の仕事の都合で
「アメリカに住もうか」
と提案されたとき、
私は迷わず「行く!」と答えました。

憧れていたアメリカでの生活が、
家族とともに始まったのです。

当時は子どもがまだ小さく、
最初は家での生活が中心。

でも、買い物先でレジの店員さんに
話しかけられたり、
アパートのランドリールームで
知らない人と会話になったりと、

英語を使わざるを得ない場面が
日常にあふれていました。

特に印象的だったのは、
子どもを連れて行った図書館で、
赤ちゃん向けの絵本に出会ったときのこと。

簡単な単語なのに知らない…
そんな自分に驚き、
同時にショックを受けました。

それでも、私は子どもと一緒に
絵本を読みながら、
英語を一から学び直していきました。

アメリカで日系の会社に
勤めることになり、
子どもは現地のデイケアに通い、
英語でのやり取りが
日常になっていく中で、
私の英語も徐々に鍛えられていきました。

その過程で気づいたのは、
日本で積み上げてきた
「文法の基礎」が大きな武器になること。

きちんとした文が

組み立てられるからこそ伝わる、

「あなたの英語、

とても正確で分かりやすいね」

と褒められることも増えていったのです。  

そして、学校で習った「複雑な英語」よりも

「シンプルで伝わる英語」の方が、

ずっと相手に届くこと。

英検3級レベルでも、

日常生活には十分だということにも

気づくことができました。

帰国後、
英語講師として10年以上の経験を重ね、
多くの子どもたちと関わる中で、

「日本では、実際の英語を聞いたり、
話したりする量が圧倒的に足りていない」
と確信しました。

第二言語習得論など、
多くのセミナーに足を運んで学び続け、
小・中学校でのパソコン支援も行い、
教育現場の実情も学んできました。

そして、「English Kids House」を開きました。

子どもたちが
英語を日本語に訳さずに理解し、
自分の気持ちを伝えられるようになること

パソコンタブレットを使った
ICT学習も取り入れながら、
英語を使って世界を広げていく
子どもたちの成長をサポートしています。

「英語って楽しい!」
そんな気持ちを育てたい。

これからも一人ひとりと丁寧に向き合っていきます。


英語教室で地球儀や英単語カードを見ながら、世界への興味を広げる子どもたちとバニー、そして笑顔の先生