「図書館で英語絵本読み聞かせ!海の生き物で盛り上がる夏」
こんにちは、英語講師の杉田です。
この記事では、先日開催した 第2回 図書館での英語絵本読み聞かせイベント の様子をご紹介します。
夏らしい「海」をテーマに、歌や絵本、プログラミングを使ったクイズまで盛りだくさん。
英語が初めてのお子さんでも楽しく参加できるよう、工夫をたくさん詰め込みました。
こんな方にお勧めの内容です
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英語絵本の選び方や使い方に悩んでいる方
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親子で楽しめる英語イベントに興味がある方
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小学生の英語学習に「楽しいきっかけ」を与えたい方
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ICTやクイズを使ったアクティビティに興味のある方
第2回・図書館での英語絵本読み聞かせを開催しました
7月のテーマは「海」。
1回目に引き続き、今回も海に関する絵本や歌を通じて、子どもたちに“身近でわくわくする英語体験”を届けました。
前回参加してくれたお子さんも再び来てくれて、「また来たよー!」という笑顔にこちらも嬉しくなりました。
英語の歌と絵本で楽しくスタート!
今回もイベントは「Hello Song」からスタート。
会場の空気がふんわり和らぎ、緊張していた子の表情にも少しずつ笑顔が見えてきました。
絵本の一冊目は、Oxford Reading Tree(ORT) シリーズから『Get On』。
バナナボートに乗ったKipperたちのビーチでのお話です。
続いて、定番の英語ソング『Baby Shark』をみんなで元気に歌いました。
サメの口の動きを手で表現しながら歌うこの曲は、リズムと動きが一体になっていて、自然と体が動いてしまいます。
今回は保護者の方だけでなく、子どもたちも一緒に踊ってくれて、とても盛り上がりました。
今回のテーマは『海』。選んだ絵本と工夫とは?
前回に続き、今月のテーマは「海」。
絵本も海の生き物が登場するものを中心にセレクトしました。
この日の2冊目は『Shark in the Park』。
違う絵本ではありますが、同じ「海の生き物」というテーマでつながっているので、
前回登場した seahorse(たつのおとしご) や turtle(カメ)、octopus(タコ)、whale(クジラ) などを思い出してくれる子もいて、自然と親しみが深まるような雰囲気になりました。
繰り返し同じジャンルに触れることは、英語のインプットにも効果的。
言葉や内容に“なじみ”が生まれることで、英語への抵抗感も和らぎます。
参加型のクイズで英語への関心がグッとアップ
Scratchを使った『かくれんぼクイズ』に夢中!
そして今回の目玉は、初の試みとして導入した「かくれんぼクイズ」!
私がScratchというプログラミングツールで事前に作った映像を使い、
画面に隠れた海の生き物を少しずつ見せていき、何が隠れているのかを当ててもらう内容です。
「これは○○じゃない?」という声が自然と飛び交い、正解した子にはごほうびのシールをプレゼント!
日本語で答えたあとに、私が英語での言い方を伝えることで、子どもたちは新しい単語も自然に吸収してくれました。
また、希望する方にはプログラムを共有し、自宅でも楽しめるようScratchのURLリンクを配布。
「わたしもScratchやってる!」と話してくれた小学生の女の子がいて、思わずこちらも嬉しくなりました。
クイズがもたらした主体的な参加と盛り上がり
このクイズを取り入れたことで、子どもたちの反応ががらっと変わりました。
ただ絵本を聞いているだけの受け身な時間ではなく、自分の考えや知識を出せる「参加の場」があることで、全体のテンポや雰囲気がとても良くなりました。
緊張していた子も、クイズの時間には目を輝かせてスクリーンをじっと見つめ、
英語でのやりとりに照れながらも挑戦してくれました。
「遊びながら学べる」体験は、英語の入口としてとても有効だと改めて実感しました。
小さな成功体験が英語への自信につながる
読み聞かせのスタイルも子ども目線で工夫
今回の読み聞かせでは、絵本の英文を先にゆっくり読み、その後で解説を加えるというスタイルに変えました。
絵本の文章は、英語圏の子どもたちに合わせてよく練られた言葉。
そのまま読んで、絵と一緒に理解してもらうことで、英語のリズムや音感にも自然と慣れていけるようになります。
参加した親子のリアルな声から学ぶこと
最後に読んだのは、『Pete the Cat: Scuba Cat』。
このシリーズもテンポの良いリズムがあり、絵の楽しさと相まって大人気です。
最後は「グッバイソング」を歌って、あっという間の30分が終了。
親子そろって手を振ってくれる姿に、ほっと心が温まりました。
「またやってほしいです」
そんな感想をいただけたことが、私の次のやる気につながっています。
次回に向けての想いと、読み聞かせのこれから
2回目を終えてみて、子どもたちの表情や反応から得られるヒントは本当にたくさんあると感じました。
英語は難しく感じがちですが、こうして絵本や歌、クイズを通じて“遊びながらふれる”ことで、「わかる・できる」体験を少しずつ積み重ねることが大切だと思います。
次回はどんなテーマにしようか、どんな絵本が喜ばれるかなと、今から楽しみに考えています。
また、親子で安心して参加できる温かい空間を目指して準備を進めていきます!
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