AI時代の子ども英語教育:目的は“受験”ではなく“未来を創る力”

「英語はゴールじゃない。“好き”を追求するためのツールに」

こんにちは、英語講師の杉田三恵(すぎたみえ)です。
この記事では、AIの時代を生きる子どもたちにとって、本当に必要な英語教育の在り方についてお話しします。

私はかつて、英語を話すことそのものをゴールにしていました。
でも、アメリカで7年間暮らす中で、その考えは大きく変わったんです。

現地では英語は“誰でも話せる”ものであり、それがスタートライン。
「じゃあ、あなたは英語で何ができるの?」と問われる環境でした。

この体験から私は強く感じました。
英語は目的ではなく、手段。
「英語を使って何をしたいか」を持つことが、これからの時代には必要なんだと。

「AI時代、“覚える”より“好き”で動く時代に」

最近、ChatGPTなどのAIツールの話題を耳にすることも増えてきましたよね。
AIは、人間が時間をかけて覚えてきたようなことを、たった数秒でこなします。

つまり、“記憶”や“暗記”は、もうAIが得意な仕事。
人間がこれから求められるのは、「何を知っているか」ではなく、
「どんな視点で世界を見るか」「何を面白いと感じるか」という“好奇心”や“感性”の力なんです。

クレヨンで絵を描く小学生の男の子と笑顔のうさぎ・バニー

英語も同じです。
「単語を何個覚えたか」ではなく、
「英語を通して、どんな世界に出会いたいか」を大切にしてほしい。
そしてその種まきは、幼いころから始められるのです。

「ICTとAIを活かす、新しい英語学習のかたち」

私の教室では、AIやICTを活用した“未来型の学び”を取り入れています。

たとえば――

  • パソコンを使ってテンポよく進む英語レッスン

  • ChatGPTを活用した“対話型英作文”への導入

  • 英単語ゲームや動画教材などで、子どもが「楽しい!」と思える工夫

  • 小学生高学年には、Padletを使って英語での動画投稿に挑戦

こうしたツールは、ただ「便利」なだけではありません。
子どもたち一人ひとりが、自分のペースで、自分の“伝えたい”を見つけていける手助けになります。

ネイティブ講師が毎日そばにいるような環境を、AIは再現できるようになりました。
そしてその環境を活かすかどうかは、家庭での“英語との向き合い方”にかかっているのです。

「“英語で何をしたいか”を一緒に見つけていきましょう」

共働きで忙しい中、
「英語、やらせたほうがいいのかな」と思うこと、ありますよね。

でも、受験や資格のためだけに焦る必要はありません。
これからの時代に本当に大切なのは、
「好きなことを英語で学ぶ力」と「世界とつながる力」

英語教室で地球儀や英単語カードを見ながら、世界への興味を広げる子どもたちとバニー、そして笑顔の先生

英語を使って「自分の好き」を追いかける、
そんな力を、お子さんと一緒に育てていきましょう。

その先には、
試験の点数だけでは測れない、本当に豊かな人生が広がっています。

この記事が、あなたやお子さんの英語学習に少しでも役立つヒントになればうれしいです。
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